4月16日

天気がいい。在宅生活が始まってから、カーテンをよく開けるようになった。日光を浴びたほうがいい気がして。何時頃に日が沈むのかとか、今まで知らなかった。

 

用事があって最寄りのターミナル駅に行ったら、8割減どころか9割減だった。たくさんある改札も7割がロープで閉じられてる。店もコンビニを残して閉じてる。駅構内で足音が響いたのなんて初めてで、現実を突きつけられている感じがして立ちすくみそうな気持ちになった。「家にいると気が滅入る」とはよく聞くけど、私は外出してこういう「非常事態」な場面を目にする方がずっとメンタルにくる。「観戦!応援!」とか「2020(五輪マーク)」みたいなワードもまだ街中に残ってるし、そういうの目にする旅に虚しくなる。

 

最後に同僚と仕事した日から1ヶ月経った。段々日にちの感覚がなくなってきた。不安に思っても仕方ないけど、今年の年末がどんな状態なのか全く想像つかないね。おさまってるとは全く思えないんだけど。紅白とかどんな感じなのかな。

 

来年の五輪も中止なんじゃないかな。お祭りムードで浮かれてたけど我に返った感ある。平成生まれの私は、物心ついた時から世間が調子良かったことなんて一回もなくて、初めて「盛り上がってる感」を体感したのが東京五輪だった。まやかしだったね、、

 

今回のことできっとあらゆることがリビルドされて、新しい価値観の世界を生きていくんだろうな、って気がしてる。不安だけど、なぜだかそれが少し、楽しみでもある。